2014/01/26
俺とJKと、どこが違うのか?
何か、タイトル的にはアレだが、そう思ってしまったのだから仕方がない。昔、「親より稼ぐネオニート」という本を読んだ。
この本は、会社に就職せず、自営業で生活することを薦めた本だ。
著者は、この本の中で、自分で稼ぐことができないことの危険性を説いていた。
その一つの例として、こんな事が書かれていた。
様々な事情で家出した少女がいた。
生活する金を稼ぐために少女は援交をしていた。
少女は著者に対して、こう言う。
「だって、しょうがないじゃない。他にお金を稼ぐ方法を知らないんだもの」
俺は、この下りを読んだとき、なんて馬鹿なことをしているんだと思った。
しかし、暫くしてから、自分と、この家出少女は大して違わないのではないかと思うようになった。
援交でしか、金を稼げない少女。
サラリーマンとして会社に雇われなければ給料を貰えない俺。
自力で稼ぐことができないという点では、何も違わない。
会社が倒産、あるいはリストラされれば、年齢という差別で、もう正社員として働くことはできないだろう。
そうなれば、収入の手段が無くなる。
そんな不安定な存在なのだ。