親指シフトを勧めない理由について考えてみた。

ある人が、親指シフトにしない理由を色々と書いている。
少し気になったので自分なりに考察してみた。

親指シフトの導入のことを、企業が導入することを前提に書いているのか、
個人が導入することを前提に書いていのか曖昧なのだが、個人ならそれこそ、
その人の趣味嗜好だし、そんなことを他人がとやかく言うことではないので、企業が
導入することを前提に書いているということを前提に書く。

■「親指シフト非対応」に苦しむシーン
・パソコンを買い換える時
今まで使っていたキーボードをそのまま使えばよい。

パーツの集合体であるパソコンは規格が統一されている。
あるパソコンのキーボードが別のパソコンに繋げられないなんてことはない。
もちろん、コネクタ自体がなければ繋げられないが、USBコネクタは今時のパソコンに必ずついている。
PS/2コネクタは消滅すると思っていたが、最近は情報漏洩防止のために企業では、USBコネクタを
使用不可にするところが多い関係上、キーボードのみ接続できるPS/2コネクタは生き残ると思う。
したがって、キーボードは再利用できる。

・友達にちょっとパソコンを借りる時
友達が会社の同僚なのか、個人の友人のどちちを指すのか分からないが、
会社の同僚を指す場合、全員が同じキーボードを使っていれば問題ない。
企業で導入するとなれば、同じ物を全員に導入するので、異なる物が存在するということはないはず。
個人の友人を指す場合、最近はセキュリティの関係上、会社でやっている仕事の書類やらファイルやらは社外に持ち出し禁止にしている企業が増えているので、友人のパソコンで仕事をすることはないはず。

・ネットカフェに立ち寄った時
上と同じ理由で、ネットカフェのパソコンで仕事はできはないはず。

・タイピング練習用ソフトを買う時
これがよく分からない。
タイピング練習用ソフトを使ったことがないのだが、タイピング練習用ソフトはかな入力では練習できないのだろうか。
ということで、「タイピングソフト かな入力」でググってみた。

こんなのものが出てきた。
かな入力タイピング練習ソフト「かなカーナ」
『ハローキティのはじめてタイピング』
タイプウェル国語K 2.1.3
Fighting Typers(ファイティングタイパーズ)
特打 倍速かな伝説
特打ヒーローズ 宇宙戦艦ヤマト タイピング・ワープ

他にも検索に引っかかったが、結構古いものだった。
数は少ないが探せばある。
波動砲は撃てないようだが、ワープは出来るようだ。(笑)

それ以前にキーボードにとって、タイピング練習用ソフトはそんなに重要なものなのだろうか。
タイピングなんて、練習するものではなくてタイプしながら覚えるものではないだろうか。

・各種ソフトのマニュアルを読む時
これもよく分からない。
キーボードが親指シフトだと、何が支障になるのだろうか。
まさか、パソコンに親指シフトキーボードが接続されているとマニュアルの文字が文字化けするとか、文字が消えてしまって読めなくなるとか!
多分、この人が言っているのは、アプリケーションのショートカットとかのことなのだろう。間違ってたら、すんません。
コントロールキーを押しながらSを押すとセーブするとか、コントロールキーを押しながらAを押すと全選択するとかの。
で、このショートカットだが、まったく問題ない。
IMEがONだろうが、半角カナモードだろうが、入力方式がかな入力だろうがちゃんと機能する。

■親指シフト用のキーボードが必要
ローマ字入力でもキーボードが必要ではないのか。
確かにパソコンを買うとき、標準ではまずついてこないし、高価だ。
数も少ないし、これは問題だと思う。

今、企業で導入するとすれば、FMV-KB613 税込価格 31,500円になると思う。
さらに、Japanist 2003 税込価格 6,090円が必要。

■偏見の目で見られる
これもよく分からない。
マイナーな入力方式を使っているからといってなんでおかしな目で見られるんだ。
あるいは、それが仕事になんか支障が出るのだろうか。

たとえば、ある会社が親指シフトを導入したら、取引先から取引を停止される危険があるのだろうか。
あるいは、親指シフトを導入した会社とは取引しない方針を打ち出している会社があるとか。
それとも、親指シフトを使っている人間は採用しない、親指シフトを使い始めた社員は即刻馘首にする会社があるとか。
まぁ、世の中には、誕生日や血液型や祈祷師のお告げで、人事を決定する会社もあるみたいだから、ないとはいえないか。
それにしても、この人は、もしクライアイトから「取引先の会社が親指シフトを導入しました。取引を止めるべきでしょうか」と
相談されたら、どう答えるのだろう。
聞いてみたい気がする。

あと、「ブラインドタッチ」という言葉は色々と問題があって、「タッチタイピング」と改められたはず。
書き直したほうがよいのではないかとも思う。

いろいろと書いたけど、私が会社の偉いさんから、親指シフトの導入を相談されたら(そんなことはまず、有り得ないけど)、この人と同じく、勧めない。
間違いなく失敗すると思うからだ。
社員全員に親指シフト入力を習得さようとしても、拒絶反応や猛反対が起きることは想像に難くない。
みな、既に、ある程度ローマ字入力が出来るだろうし、新しいやり方を覚える苦労なんてしたくないだろう。
(人間、ある程度不便でも、慣れたものを使いたがるものだ)
仮に導入に成功しても、コスト(キーボードの購入費用、社員教育にかかる費用、時間)と成果(打鍵速度の高速化に生産性の向上)が割に合わないだろう。

ただし、もし、個人で親指シフトを使いたいと考えていて、熱意を持っている人間に相談されたら、使うことを勧める。
そして、自分の出来る範囲で手助けはしたい。
親指シフトは優れた日本語入力方式だと思うからだ。
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我が親指シフト遍歴

親指シフトキーボードを使い始めて、約20年になる。

ワープロのオアシスは使ったことがない。

親指シフトキーボードは、当時のPC-9801互換機、EPSONのPC-286USにASCIIから発売されていたASkeyboard de SE3を接続して使い始める。
このときから、自宅では親指シフト入力。会社ではローマ字入力という2重生活が始まる。
その後、PC-9801が廃れてPC/AT互換機が台頭してきたときに、PC/AT互換機に乗り換える。
これが約15年前。

このとき、ASkeyboardはお蔵入りになる。

しかし、PC WAVEという雑誌の1994年4月号で「98キーボードアタッチャー」なる物の存在を知る。
「98キーボードアタッチャー」とは、PC/AT互換機にPC-9801のキーボードを接続できるという代物である。
記事を見て、即座に秋葉原のT・ZONE ラジオデパート地下一階店に突撃。
無事にゲットする。
ASkeyboardが復活する。

時は流れ、「98キーボードアタッチャー」が壊れ、ASkeyboardが使えなくなる。
しかし、株式会社オブジェクトから似たような製品「Keyboard Converter 98 to AT 」が
発売されていることを知り、早速購入。
再び、ASkeyboardを使うようになる。
この「Keyboard Converter 98 to AT 」をどうやって見つけたのか、今となっては分からない。

しかし、今度はASkeyboardが調子が悪くなり始める。
すでに、このころASkeyboardも後継のDboardも売られていなかった。

当時、FMV-KB211の存在は知っていたが、12000円という価格に購入を躊躇う。
そうこうしているうちに、FMV-KB211は生産中止になり、購入しなかったことを後悔する。

その当時始めたヤフオクでFMV-KB211が出品されていることを発見。
ヤフオクでFMV-KB211を落札しまくる。
ほとんどは、ジャンク品同然で使用に耐えられなかったが、落札し続けてるうちに状態のよい
FMV-KB211を2台ほど入手に成功。

その後も、落札と、外れだったキーボードの再出品を繰り返す。

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プロフィール

顔のない旅行者

Author:顔のない旅行者
52歳の独身会社員
しがない会社員
4000万円貯めて、セミリタイアを目指す男。
神奈川県在住

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