いつまで沈む船を支え続ければいいのか?

こんな人生を考えてみた。
手持ちの資産を全て養護施設とかに寄付する。
生活は質素に徹する。
毎月余った金は、全て寄付する。
休日は、介護のボランティアをする。
75歳まで働き続ける。
75歳で死亡する。

年金をずっと払い続け、働き続け、年金を1円も受け取らずに介護の世話にもならずにサックリ死ぬ。
こんな生き方をしたら、国にとって、ものすごく都合がいいだろう。
まさに働きアリの一生だ。

実際に、こんな人生を送ったら、誰か褒めてくれるだろうか?
感謝してくれるのだろうか?
国から感謝状の一枚でも来るのだろうか?

絶対に、そんなことはない。
国を為を思って、必死で働いたとしても、顧みられることはない。

人生の時間を、国の財政の都合で浪費させられたとしても、誰も責任を取ってはくれない。

今の人は昔の人より若々しいから働けとか、労働人口が足りないから働けとかいうが、良くなった状態の分、働くのでは何のための良い状態なのかさっぱり分からない。

そもそも、最近は平均寿命は、むちゃくちゃ伸びているわけではない。
日本の平均寿命の推移をグラフ化してみる(最新)

1947年から1965年位までに劇的に伸びて、それ以降は緩やかに伸びている。

約20年前の1989年で75歳。
最近で81歳だ。
20年間で6年。

60歳から年金貰っている世代でも80歳を超えるのはそう珍しくない。
同じ年齢の時に、昔の人より若々しいと言っても、寿命が伸びている訳ではない。
結局、健康状態の良い年代を労働に消費させられていることになる。

70歳定年で平均寿命はだいたい同じで、労働期間が10年伸びることになる。
75歳定年で平均寿命はだいたい同じで、労働期間が15年伸びることになる。

若いといっも、60歳以降は人としての全盛期を過ぎている。
伸びたのは「余生」であって、「若さ」ではない - シロクマの屑籠

> 平均余命80年とは、「人間としての正規のコンディションが80歳まで延長した」という意味ではなく
> 「60歳になってからの余生が20年増えた」と捉えるべき数字だ。
> 身体が衰え始める時期も、脳が保守化していく時期も、実際にはたいして延長していない。
> 三十歳になれば白髪が目立ち始めるし、やがて男女ともに生殖能力が衰えてゆくのが定めだ

多分、これは合っている。
昔よりも状態がよいといっても、それは労働や生産活動に耐えられる状態ではないだろう。

やはり60歳までにセミリタイア。
60歳までは、単発のアルバイトとかで生活。
60歳~65歳までは資産で暮らす。
65歳からは、年金と資産で暮らす。

これがベストだという気がする。
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もう日本は詰んでいるという事実。

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
縮小ニッポンの衝撃 (講談社現代新書)
の2冊を立て続けに読了。

感想。
日本、もうダメだ。
少子高齢化よる日本衰退は確定している。

「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」では、確固としたデータから導き出された事実。
「縮小ニッポンの衝撃」では、衰退の現場のリアルな現実をレポートしている。

「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」は、これからの未来。
「縮小ニッポンの衝撃」は、今現在。
を見せてくれる。

もう町興しとか、地方創生とか、地方活性化とか、そういう事を考えている段階は、とうの昔に終わっている。
地方維持のために、若い世代の移住を促進している場合ではない。

日本全体が夕張と化している。
呼び込もうにも、若い世代そのものが減っている。
団塊ジュニア世代による第3次ベビーブームを起こせなかった時点で日本の未来は確定した。

上野千鶴子の言う通り、上野千鶴子氏の言う「平等に貧しくなろう」しかないだろう。
いかに少子高齢化による弊害を抑えつつ、衰退していくか。
これを考えていくしかない。

まぁ、俺が75歳まで働けば、ささやかながら少子高齢化による弊害を抑える力になるとは思うが、それをやる気はない。

これからは、60歳~75歳までの男性は地獄を見る時代だ。

最近読んだ雑誌
定年後の歩き方 お金・仕事・人脈 | 特集 | 週刊ダイヤモンド

60歳で定年再雇用になった社員の憤懣やるかたない怒りが綴られていた。
彼らの怒りは、年金受給者に向けられていた。
本来なら役職で定年という花道で会社員人生が終わり、その後は年金で悠々自適の生活のはずだった。
年金受給者が増えて、年金支給開始が65歳になったせいで、定年再雇用。
平で、かつての部下の下で働くことなってしまった。
屈辱以外の何者でもない。

最近読んだ書籍、「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」では、
65歳~75歳の「若き」高齢者は、「国家の非常事態」なんだから、働けと書いてある。

国は年金が払えないから、60歳~65歳まで会社で面倒見ろと丸投げ。
会社は本来、抱え込みたくない年寄りを押し付けられた格好だ。
しかし、ピークを過ぎた年寄りにやらせるまともな仕事などない。
追い出したいけど、追い出せない。
仕方ないので、平として再雇用して40代の管理職の部下にする。
権力の座から滑り落ちて、小間使いだ。
当の本人取っ手は糞面白くもないだろう。
それでも、65歳で終わりばいいほうだ。
今後は、年金制度の破綻回避のために年金支給開始年齢の更なる引き上げは確実だ。
そうなれば、定年再雇用も70歳まで引き上げられるのだろう。
10年間、屈辱の環境で働くことになる。
そんなの嫌だと、会社を辞めても、碌な仕事はない。
せいぜい、コンビニの店員か警備員か関の山だ。

逃げ切った後期高齢者に金を吸い取られ、下の世代からは見下される。
逃げ出したくても、生活に必要な金が足りないので辞めたくても辞められない。
もはや、生き地獄だ。

日本は、少子高齢化で、労働力が確実に減っていことが確定している。
では、移民は?
上野千鶴子も言っているが、日本人は多文化共生に耐えられないだろう。
それ以前に、衰退が確定している日本に好き好んでやってくる外国人がそうそういるとは思えない。
しかも、日本人がやりたがらない労働条件がキツい仕事を、低賃金でやるために移民が来るか?
移民で労働力解消は、まず不可能。

しかし、労働条件がキツい仕事を、低賃金で、誰かがやらなければ日本は維持できない。

となれば、今後の事態は容易に想像できる。
65歳~75歳の「若き」高齢者に、労働条件がキツい仕事を、低賃金でやらせる。
これしかない。

碌な仕事のないお前らに仕事を恵んで養ってやってるんだから、文句言わずに働け。
嫌なら辞めて、野垂れ死ね。
こうなるだろう。

本来、年金貰って引退生活をする年齢で、身体的にキツい仕事を60歳から75歳まで15年間続ける。
60歳から年金貰ってる高齢者を支え続けるために働く。
中には、穏やかに生活していれば健康に生きられたかもしれないのに、働いていたために健康を害して亡くなる人もいるだろう。

これから、高齢者になる人には、過酷な時代だ。
もちろん、おれもその1人だ。

自分の享年を決められるか?

久々に、ズシンと来る記事を読んだ。
「私は○歳で死ぬ」と決めることが生きること | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

自分はいつまで生きるか分からない。
だから、延々と資産形成をしている。
逃げ切り計算でシミュレートする時、100歳まで生きられるように計算している。
もちろん、100歳まで生きられる確率は結構低い。
約1.8%だ。
日本人の寿命・生存率・死因-10人に1人は65歳になる前に死ぬ?

でも、万が一、100歳まで生きてしまったら、、、。
そう思って、いつも100歳まで生きることを前提に計算してきた。

だが、多分と言うか間違いなく100歳まで生きた時は、脳がまともに機能していたとしても、身体の方は衰えていて、半分寝たきりになっているはずだ。
それとも、脳のほうがだめになっているかもしれない。
100歳になった時、まともに活動などできないだろう。

逃げ切り計算で100歳まで生きることを前提に計算していた時、100歳までまともに活動出来ていると考えていた。

100歳まで生きるのだから、それを考えたら、もっと金を貯めなければ、、、。
年金だって当てにはならない。
もっと、もっと、、、。
無意識のうちにそう思うようになっていた。
何時まで経っても、安心できる資産額まで到達できなっていた。
100歳まで安心できる資産額の形成。
99歳まで資産形成に励めば到達できるかもしれない。

無理だ。資産形成に終わりがなくなった。
それは、人生からリタイアが無くなったも同然のことだ。
働き続けるしかない。
心の中で、だらだらと働き続ける人生が続くような気分になっていた。

終わりがない。
そうではなく、自分で享年を決めて、そこから逆算して人生を決めたほうがいい。
目論見が外れて、想定した享年を過ぎて生きたら、そこから先はボーナスステージと考えて粛々と生きる。

先が見えない、段々と心身が衰えていく人生を生きるより、終わりを決めて生きたほうがいい。
まずは、自分の享年を考えることから始めたい。

打ち出の小槌なんてないよ。

高齢世帯4分の1が貧困 「生活保護未満」独居女性は2人に1人 立命館大教授分析 (西日本新聞) - Yahoo!ニュース

> 唐鎌教授は「子どもだけでなく高齢者の貧困も深刻。生活保護受給者は今後さらに増えるだろう。これ以上の年金引き下げはやめるべきだ」と強調した。

この人は、本当に経済学の教授なのか?
年金の仕組みを理解して言っているのか?
年金は割賦方式で、今働いてる世代が働いていない世代を支えている。
働いている人数が減って、働いていない人数が増えているのだから、今の年金額を維持するためには徴収額を上げるしかない。
働いている世代のほうが破綻する。

年金制度も、生活保護も仕組みが破綻している。
少子高齢化が、経済規模も生産活動も消費活動も縮小している日本に今の年金制度、生活保護を維持する財源なんてない。

「年金引き下げはやめるべきだ」なんて、後先考えないことを言っていないで、もうちょっと現実を踏まえたことを言ってほしいものだ。

生活保護受給者の半分はもう高齢者だ。
高齢者の場合、申請すればまず間違いなく生活保護を受給できる。
生活保護受給者はもう第二の年金と化している。
ここまできたら、年金と生活保護を融合させるしかないだろう。
年金と生活保護の財源を一本化して、支給の基準とか支給額を見直す。
あとは、現金ではなく現物支給にするとか全体で少ない金額で賄える方法を考えていくしかない。

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プロフィール

顔のない旅行者

Author:顔のない旅行者
52歳の独身会社員
しがない会社員
3500万円貯めて、セミリタイアを目指す男。
神奈川県在住

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